シルケ・ツィマーマン (Silke Zimmermann)
キャリア初期に、SONY Classical & Jazzのロンドン支社及びハンブルグ支社のインターナショナル・コミュニケーション部門を率いる。その後映画業界に移り、ヨーロッパ最大級の組織ドイツ連邦映画委員会 (FFA) のコミュニケーション部門主任として従事する。デュッセルドルフNRW映画基金(Film- and Media Foundation NRW)の設立に携わり、国際ベルリン映画祭(Berlin International Film Festival)のコミュニケーション・ディレクター、そしてコミュニケーション部を共同主任として率いる。この事業は、ドイツ政府指揮下に文化大臣マイケル・ノーマン(Michael Naumann)のもとで運営される。
2003年、BMG Classicsからインターナショナル・コミュニケーション部門の設立に任命され、数々の世界有数のレーベル(RCA レッド・シール、ドイツ・ハルモニア・ムンディ、アルテ・ノヴァ他)を傘下に持つ新体制組織を率いる。 2年後、この事業はソニー・クラシカル・インターナショナルに買収され新組織で継続することになる。
2010年、エルマウ城(ドイツ)のアーティスティック・ディレクターに就任し、年間200以上にも及ぶクラシックとジャズのコンサートを手掛ける。エルマウ城の由緒あるコンサートホールには、数々の世界一流アーティストを迎える:
内田光子、神尾真由子、庄司紗矢香、五嶋みどり、樫本 大進、アマデウス四重奏団、マルタ・アルゲリッチ、ジュリアン・バーンズ、リサ・バティアシュヴィリ、T.C. ボイル、イェフィム・ブロンフマン、ゴーティエ・カピュソン、ルノー・カピュソン、 クリストファー・クラーク、パオロ・フレズ、ソル・ガベッタ、ヤン・ガルバレク、ティモシー・ガートン アッシュ、クリスティアン・ゲルハーヘル、デビッド・グロッスマン、モニカ・グルッタース、ダニエル・ホープ、ジャニーヌ・ヤンセン、ハンス・ヨナス、レオニダス・カヴァコス、ギドン・クレーメル、ニルス・ラングレン、ウォルター ラカー、ロリオット、イアン マキューアン、ミーシャ・マイスキー、ブラッド・メルダウ、ミロシュ・カラダグリッチ、ヴィクトリア・ムローヴァ、ヘルフリード・ミュンクラー、グレゴリー・ポーター、トーマス・クヴァストホフ、クリストフ・ランスマイアー、レイチェル・サラマンダー、グリゴリー・ソコロフ、マルティン・シュタットフェルト、エスビョルン・スヴェンソン、ダニール・トリフォノフ、マキシム・ヴェンゲーロフ、ヤン・フォーグラー、ユージャ・ワン、ミハエル・ウォルニー、フランク・ピーター・ジマーマ、フランク・ペーター・ツィンマーマン 他
2015年夏アンゲラ・メルケル首相主催によりエルマウ城で開催されたG7首脳会談では、コンサートの監修も務める。
2016年には来日し東京芸術大学にて講義を開催。